今回は、エアコン用のコンセントを2台設置したいとのことでご依頼をいただきました。
既に3台エアコンコンセントがあったのですが、幹線が細く、契約容量も低かったため、今回専用コンセントを追加するうえでのリスクや懸念点をご説明させていただき、今回はそのまま2台分のエアコンコンセントを設置することとなりました。

見た目をよくするため可能な限り配線を隠したいので、作業は8割方屋根裏作業です。

分電盤の空きが1つしかなかったため、分電盤のすぐ横にBoxを取り付けブレーカーを外部増設することとなりました。

見えにくいですが、このような隙間から頑張って線を通していきます。


コンセントは2台とも天井取付としました。

通電状態を確認し、施工完了です。
エアコンのコンセントは、ブレーカーを1つ使って専用の回路にする必要がありますが、ブレーカーの空きが足りない場合は幹線設計から考える必要があります。
安易なブレーカーの増設は電圧低下に伴う機器の故障や、最悪の場合漏電や火災の危険性もありますので、業者さん選びはかなり慎重にした方が良いと思います。
希電工では、建屋全てを確認・計算した後に色々なご提案をさせていただきます。コンセントやブレーカーの増設に関するお困りごとも、お気軽にご相談ください。
今回はご依頼いただきありがとうございました。